コウモリ・センシングシステム

蝙蝠の物体認識方法を用いて、FM超音波を放射し、反射音を2個の超音波受信器で検出する。検出した信号を各種の処理を施すことにより、反射音から物体の大きさ、距離、および材質を自動認識するアルゴリズムを開発・提供します。

カメラ、レーザ、電波、赤外線センサーの弱点を補います。

実験例(FMコウモリの研究が溺死(5千~1万人/年)予防に生かされる)

FMコウモリをモデルとした浴室内事故予防

実験写真
人が座った状態(正常)
仰向けに倒れた状態(異常)
俯せに倒れた状態(異常)
実験条件と結果データ

水面付近反射音データ

コメント

倒れると、水面付近からのぼやけた反射が増加する

使用用途

  • 見守り(浴室、病棟、介護施設)
  • セキュリティー
煙や霧の中の
障害物や人
薄いカーテン越しの
障害物や人
透明ガラスや
鏡の検出

※汎用の超音波センサは単一周波数での反射測定の為、距離認識のみです。

開発協力